癌が再発するのはなぜ?再発癌と上手に付き合うための正しい知識

癌の手術・治療が終わっても、気になるのがその後の癌の再発です。
癌はどれくらいの確率で再発するのでしょうか?
予防や治療など癌と上手に付き合うためには、再発癌について正しい知識を持っておくことが大切です。

FC2USER818906FAI さん

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日本では2人に1人ががんにかかり、3人に1人ががんで死亡するといわれています。このようなことを聞くと、「がんになったら誰もが死を待つほかない」と思われるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。現在は検査法や治療法が進み、早期に発見し、早期に治療すれば「がんは治せる病気」になっています。

ある統計によると、74歳までに癌にかかる確率はほぼ50%で、計算では2人に1人がかかることになります。

正しい知識を持って上手に付き合おう

怪しい情報が氾濫しているのは、がんが大変恐ろしい病気で、付き合いにくい病気であるということを言っているようなもので、逆に、国民・患者さんの不安を煽っているようにも思います。

 こんな時代ですから、正しい情報を知って、がんとうまく付き合っていってほしいと思います。

メディアからは癌治療の間違った情報や怪しい薬の広告などが流れてきますので、何が正しい情報かをきちんと見極める必要があります。

■焦らず・諦めずに向き合う

がんと上手に付き合うための心得を知っていますか?

 「あわてず、あせらず、あきらめず」すなわち、「3つの“あ”」「3A」
 私は、最近、“トリプルA”と呼んでいますが、これが実に良い言葉と思っています。

癌が再発や転移すると絶望したりパニックになってしまいがちですが、そんなときこそ慌てずに、焦らず、そして諦めない気持ちで向き合うことが大切です。

癌は再発や転移の可能性があるため治療後も観察が必要です。
5年以内に再発しなければ完治とみなす考え方もありますが、癌の種類によってはいつまでも再発の可能性の恐れがあるため、間違った情報に踊らされずに焦らず向き合うようにしましょう。

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