家族信託が認知症対策になる理由

年齢を重ねると、若い頃と違い記憶力が衰えてきます。
それこそ、認知症になるとついさっきのことすら忘れてしまいます。
家族信託を取り入れて、そうしたケースの資金管理をすべきです。

FC2USER577663JIL さん

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一部金融機関では、コンサルティングサービスとして、家族信託の相談に対応しています。司法書士と組んでセミナーを行っている場合もあるのです。

金融機関が提供する家族信託サービスでは、相続や資産継承に関わる一般的なアドバイスや、目的に合ったプランニングの提供などを行っています。成年後見制度や遺言との比較を説明したうえで、家族信託の活用メリットを知ることができるでしょう。

■不動産会社

不動産会社の中には、顧客サービスとして、家族信託アドバイスを提供する会社もあります。家族信託では、信託財産に不動産が含まれるケースが多いので、ニーズとマッチングする可能性もあるのです。

不動産会社ですので、不動産売買という提案が前提になっているケースが多いと思われます。例えば、既存のオーナーさんが高齢化していることから、将来的に認知症になった場合の資産凍結リスク対策として、家族信託をすすめるケースです。「売りたい・買いたい」といったニーズが合致して、家族信託の活用がうまく当てはまる場合はよいでしょう。

他にも、税理士や司法書士、保険会社といった選択肢もあります。
家族信託のサポートを謳っている窓口であれば、いずれも相談は可能ですが、信用度の高いアドバイザーであればあるほど安心でしょう。
その点、国家資格を要する弁護士などの士業は特に信頼感が感じられます。

痴呆症対策として家族信託の準備をしておこう

記事内で紹介している通り、家族信託の手続きは早めにおこなうに越したことはありません。
痴呆症が進行してしまうと、手続き自体できなくなってしまいます。
信用できるアドバイザーに、早めに相談するようにしましょう。

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