区分/ワンルームマンションの場合、投資している区分の部屋が空室になってしまうと一気に収入が減ってしまいます。ワンルームマンションに投資してる場合には、利益が100か0かという状況に。入居者がいなくても管理費や修繕積立金は必要になるため、お金が出ていくばかりになってしまいます。
不動産投資で失敗しないために知っておきたい情報
ここ数年人気となっている不動産投資ですが、失敗してしまうと大きな損失を出してしまいます。
不動産投資で失敗しないために知っておきたい情報をまとめました。
しっかりと理解したうえで不動産投資をはじめましょう。
不動産投資とひとことで言っても、様々な物件タイプがあります。
ここでは4つの物件タイプごとに、不動産投資が失敗しやすいポイントをまとめました。
失敗しやすいポイントを知ることで、失敗しない物件選びができますね。
1棟のマンションの中で1室だけ購入することを区分購入といいます。
区分ワンルームマンション投資ははワンルームマンションの一室を購入して投資を行う方法です。
一部屋だけの場合は、どうしても入居者がいなければ収入はゼロになります。
「管理費・修繕積立金がかかる」ですが、だいたい安くても月額1万円くらい、高いと3万円〜4万円くらい取るところも多いです。これは入居者がいようがいまいが、必ずかかるので、入居中は家賃収入から払えますが、退去すると完全にお給料から持ち出しになります。
家賃収入だけに目を奪われていると、支払わなければならない費用に目が向かないケースがあります。
区分マンションや区分ワンルームマンションの投資で失敗しやすいのは、このようなコストの部分を失念しているケースも多くなっています。
面倒な集金などの管理業務もすべてお任せで、家賃保証があるので何もしなくても家賃は確実に入ってくる。これはアパートを1棟所有すれば不労所得が手にできるという話ですが、実はここに大きな落とし穴がある
働かなくても収入が得られるという不動産投資ですが、全てを丸投げにしてしまうと、コストがかかってしまったり、目が行き届かず管理の質が低下し、入居者が集まらないような状態になってしまうこともあります。
一棟投資は投資金額が多額になるため失敗した場合のリスクが区分投資よりも大きくなります。
例えば、投資した一棟が地震や火災などに見舞われて倒壊したなどの状況になれば家賃収入のすべてが途絶えることになりかねません。
マンションに比べるとアパートの方が低資金で投資を始められます。
中古アパートの一棟売りなども比較的多くみられるため、初めての不動産投資にアパートを選ぶ方も多くいますが、失敗する人も多くみられます。
インターネットなどに表示されている利回りは、あくまで今現在の利回りか、満室の想定利回りであることが多いため、実際に入退居が発生すると一気に利回りが悪化します。
また、空室でも固定資産税や都市計画税は課税されるため、持っているだけでも維持費がかかります。
水まわりをすべて新品にかえると150万円程度かかる場合も少なくありません。
退去のたびに水まわりを交換しないと入居者がつきにくい物件もあります。
それだけで、家賃収入に換算して1年半以上の利益が飛んでいくことも想定しなければなりません。