【100年以上続く!!】岡山の伝統工芸品

岡山には経済産業大臣または岡山県知事の指定を受けた工芸品が13品目あります。訪れた際にはぜひ手に取ってみてくださいね。

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虫明焼がいつの頃から始まったかは、色々な説があり、未だに明らかではありませんがおよそ300年ほど前ではないかと言われています。
この虫明の地は岡山藩筆頭家老、伊木家の領地で3万3千石を賜り、お庭焼としてこの地に焼物が生まれたのであります。

津山ねり天神

美作地方は、菅原道真(すがわらみちざね)公(=天神様)の父君が国司を務めたためか、古くから天神様を学問の神様として崇拝する土地柄でした。

 いつの頃からか、男の子が天神様のように賢い子に育つように願いを込めて、天神様を祭って初節句を祝う風習が生まれました。

 津山練り天神は、粘土に和紙の繊維を練り込み、前後二つの型で胴体を抜き、素焼きせず前後を和紙で張り合わせ、乾燥し彩色するという全国的にも極めて異色な工芸手法を採り、伝統をかたくなに守り続けています。

大山街道の宿場町だった郷原宿(蒜山西茅部)を中心に生産されていたことから「郷原漆器」と呼ばれ、庶民の雑食器として愛されていました。最盛期には年間40万個も生産され、それらは街道を経て松江や出雲地方まで流通していたと云われています。

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