キレイな人たちが足繁く通っているという「美容注射」。医療目的ではなく、美容のために点滴をするのが流行っているんです。
通常はサプリメントや内服薬などで補っている成分を、注射や点滴によって血管内に直接投与することで、血中濃度が上昇し身体の隅々まで点滴成分が行き渡ります。そのため内服薬よりも有効な成分を体中の組織や細胞に高濃度のまま届けることができる為、より早く、より高い効果が期待できるのです。
水光注射とは、皮膚の表皮のすぐ下の真皮の浅い層へヒアルロン酸、アミノ酸、抗酸化成分を配合した美肌効果の高い薬剤を肌にダイレクトに注入する肌質改善治療です。
水光注射をすることで期待できる効果は、
・ハリとツヤを出し、キメを整える
・うるおい感をアップさせる、乾燥肌の改善
・小じわ、ちりめんじわを目立たなくする
・毛穴を引き締める
・くすみを解消し、透明感をアップさせる
肌に刺激を与えることがないように、特殊な専用の機器を用いて施術されます。
専用の機器には、その先端の部分に極細の5本以上の針がひとかたまりになっています。
美容成分の定番と言えばヒアルロン酸、期待される効果は肌の保湿です。
ヒアルロン酸の肌への保湿力はわずか1グラムで、6リットルもの保湿力が期待されるとも言われています。
ヒアルロン酸に期待されるおもな効果は、肌の保湿力を高めることで肌本来のハリを保てるようになることです。
水光注射にも美容成分のひとつとしてヒアルロン酸が配合されています。
しかし、肌の一部の狭い部位に集中的に美容成分を届けるというわけではありません。
顔の肌の広範囲に渡って均等に美容成分を注入するのが、水光注射の大きな特徴です。
針の長さ、注入量、皮膚の吸引圧、吸引タイミングをお顔の部位毎に調整、セッティングすることが可能なため、薬剤を均一にまんべんなく注入することができます。お肌を吸引し確実に注入部位を捉えた状態で薬剤を注入しますので、お肌への負担は最小限に非常に高い効果をご実感いただけます。
1回の施術で美容効果が永久的に継続するわけではなく、効果が持続する期間は1ヶ月~3ヶ月と言われています。
そのため、水光注射の効果を持続させるには、定期的にクリニックに通院して美容治療を続けることが肝心です。
クリニックに通院する理想的なベースは、始めは1ヶ月に1回です。
4回目~6回目以降は、数ヶ月に1回治療を受けて、徐々に間隔をあけると良いでしょう。
文字通り「ビタミンC」を多く含んだ薬剤を使った点滴療法です。特に、お肌のシミ・シワの改善、体調不良からの回復、ストレスの緩和などの効果が期待でき、体の中から元気を取り戻したい方にお勧めの施術です。
ビタミンCがお肌に良いというイメージはみなさんお持ちだと思います。 ですが、ビタミンCというのは水溶性のため、経口摂取で大量に摂取してもほとんどは尿と一緒に体外へ排出されてしまいます。
ですが! 高濃度ビタミンC点滴は直接針を通して血管内にビタミンCを点滴することができるので、体外に排出されることなく直接体内に吸収することができるのです♪
お肌のハリ・ツヤ‥ビタミンCは肌のハリやツヤに必要なコラーゲンやエラスチンといった肌の弾力のもとを増やしてくれます。 そして、老化の原因であるカラダのサビから守ってくれる「抗酸化作用」があります。
老化や病気のもとである活性酸素からカラダを守ってくれる働きがあるので、 美しく若々しい見た目をキープしてくれるでしょう! 年齢を重ねるとともにカラダの抗酸化作用は減少していってしまいます。だからこそ普段から「抗酸化」を意識することがアンチエイジングに繋がるのです。
ノーベル賞を2度受賞したライナス・ポーリング博士らは、1960年ころに病気の予防と健康の増進のために、多量のビタミンCを用いるという「メガビタミン主義」を提唱し、がん患者に投与し、がんの予防効果、延命効果があると発表しました。
私たちの身体には、毎日5000~6000個のがん細胞が生まれていると言われています。しかし、人の身体には、このがん細胞に対して、免疫機能を備えているため、健康な身体の中では常にがん細胞と免疫機能との戦いが日々繰り広げられていて、自己修復しているのです。ライナス・ポーリング博士らは、ビタミンCがこの自己修復作用に非常に効果があるとの研究結果を発表しているのです。