1989年4月に発売された、ゼファー。400ccの空冷4気筒DOHC2バルブエンジンを、オーソドックスなネイキッドスタイルにまとめたシャシーに搭載した、ごく普通のバイク。
ゼファー400の買取相場はいくら?
バイク好きであれば「ゼファー400」には憧れを持つ人も少なくないでしょう。
今回は、ゼファー400の買取相場についてまとめてみました。
80年代後半は、レーサーレプリカブームに代表される「高性能化することが正義」とでも言えるような時代だった。そんなときに、「空冷」「リアショックが2本」「カウルもない」「400ccクラスの自主規制最高馬力は59psなのに46psぽっち」という内容で登場したゼファーは、日本のバイク市場に吹いた「新しい風」だった。
ZEPHYR(ゼファー)とは、英語で「西風」を意味し、カワサキの二輪車工場である兵庫県明石市から吹く「業界への新風」となる様にとの願いを込めて命名されたそうです。
当時ZEPHYR(ゼファー)というネーミングは“フォードモーター社”が商標登録していて使えなかったのですが、起死回生を掛けたこのバイクに、どうしてもZEPHYR(ゼファー)と命名したかったカワサキは、交渉の末、使用権を得たというエピソードが残っています。
ゼファー400xの買取相場は680,000円~850,000円です。今回は所有者がガレージ保管をしていたそうで、錆が少ない上に状態が良く事故歴もありません。
1989年販売開始の初期型モデル。
ネイキッドブームの火付け役となりました。
平均的な買取相場は14.3万円となっています。
モデル全体の平均相場と比べると68%程度となっています。
1996年発売の初期型モデルです。
車体番号はZR400C-300から始まります。
平均的な買取相場は23.7万円となっています。
モデル全体の平均相場と比べると74%程度となっています。
春と夏は、(新生活になり)新たにバイクを購入する、大型連休や夏休みを控えてバイクを買い替える、という人が増えます。そのためバイク会社はたくさんの在庫が必要となり、バイク需要が高まることからバイクが高く売れやすくなります。
査定士は、凹む場所ひとつでどのような転び方をしたのかをだいたい予想することができます。例えば、「立ちごけをしてしまったらハンドルの先端に傷がつく」など、特徴のある傷や凹みを見ています。
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