80年代後半は、レーサーレプリカブームに代表される「高性能化することが正義」とでも言えるような時代だった。そんなときに、「空冷」「リアショックが2本」「カウルもない」「400ccクラスの自主規制最高馬力は59psなのに46psぽっち」という内容で登場したゼファーは、日本のバイク市場に吹いた「新しい風」だった。