安全に車を運転するためには車検を必ず受けなければいけません。しかし、車検が切れているだけでは罰則や罰金が課されることはありません。
車検切れになるとどんなデメリットがある?
新車の場合は最初の3年、それ以外は2年置きに車検を受けなければいけません。
車検が切れてしまうと、どんなデメリットがあるのでしょうか?
今回は車検切れのデメリットについてまとめました。
車検が切れた車を公道で走らせると大きな問題になります。また、走っていなくても車検切れの車を公道に駐車しておくことも違反行為です。
車検が切れている車のほとんどは自賠責保険も切れてしまっています。そのため、一気に12点の違反点数が切られて免停処分ですし、悪意や常習性が認められれば、最悪の場合、交通刑務所だってあり得るのです。
車検が切れていない車と、車検が切れた車では、必要書類や費用は変わりません。しかし、車検が切れていれば公道を走ることができないため、レッカー車を手配したり仮ナンバーを申請する必要があるので、普通に車検を受けるよりも手間や費用がかかってしまいます。
そろそろ車を買い替えたいと考えていたのであれば、車検切れのまま中古売却することもおすすめです。
車検に出すとなると、仮ナンバーの取得や車検費用など、10万円前後のお金が必要になります。車検切れの車でも買い取り査定のマイナス要因にはならないため、車検費用をかけずに売却してしまう方が良い場合もあります。
仮ナンバーが発行されたら、車の前後の見えやすい位置に付けて、仮ナンバーの有効期限内に車検を受けましょう。このとき、申請時に伝えた使用目的や移動経路以外で車を運転することはできないので、注意が必要です。
仮ナンバーを使用したら、速やかに各自治体に返却しましょう。
罰金か懲役か、あるいは丸々課すかは裁判官の決めることで、実際にはよほど悪質や再犯でない限り罰金20~30万円で済むとか。
一発免停なのですから、サラリーマンや公務員なら勤め先からの処分、自営業の方ならそもそも仕事ができない可能性すら出てきます。
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