中古でピアノを購入するメリットと中古のピアノの上手な選び方

ピアノの購入を考えているなら、費用が安くなりやすい中古ピアノを選んでみましょう。中古ピアノを選ぶメリットと、商品の比較方法をまとめました。

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ピアノを購入する前に決めておかなければいけない事

ピアノの購入が初めての方は、次の点に注意してみましょう。

■どのピアノの種類にするのか?

練習の為の楽器を選ぶ際にまず最初に決めなければならないのが、「電子ピアノ」「アップライトピアノ」「グランドピアノ」どれにするか、という事です。

■価格による違い

「グレード」とは何か。これは端的に「使われている素材の品質」=「表現の幅」となります。グレードの高いモデルほど、良い素材が使われているのでそのピアノが持つ表現の幅が広く、結果的に良い練習が出来ます。

■ピアノの重さについて

重さはだいたい200~250kgぐらい。成人男性4人分の体重程度ですから、普通のお宅やマンションの場合まず心配ありません。

■防音対策について

一般的なマンションでは直上階、直下階、隣戸だけでなく、離れた住戸にも小さいながらも聞こえてしまう場合が少なくありません。
ご近所に気兼ねなく演奏するなら、住宅事情にあった防音対策をとることも考えたいところです。

ピアノを中古で購入するメリット

中古ピアノは多数のメリットがあります。

■楽器としての魅力がある

楽器としてみれば基本的には古いピアノの方が優れています。木材は年数を経ると硬く強固になりますので、古い弦楽器と同様に、木材を主体としたピアノも古い方が楽器として魅力的になります。

■良いものを安く買える

新品だと高価なモデルでも安価で購入できるというメリットがあります。

もしも以前に所持していたオーナーが定期的に調律するなどして大切に使っていた場合、良質なピアノを低価格で購入できることもあります。

中古のピアノを選ぶ際の注意点

中古ピアノにはデメリットもあるため、選び方が難しい特徴があります。

■実際に弾いて確かめること

見た目が綺麗だと「中古でもいいものがある!」と嬉しくなりますが、ピアノに大事なのは外側よりも内側、弦の状態や音色などが大事になってきますよ。

可能であれば実際に音を出して演奏してみましょう。
弾き心地や音色を確認して問題なければ値段を確認して購入するのもアリですね

■製造年をチェックしよう

昭和30年代製造のピアノ(めったにありませんが・・)や昭和40年代製造のピアノは・・・、正直微妙かもしれません。
製造から50年近く経っていたりすると、どうしても経年変化や消耗が激しい場合が多く、お子様のピアノレッスン用としては修理箇所・部品交換が必要になってくる場合が多いです。

基本的に刻印の横に「調律カード」が入っていますので、そっちを見る方がすぐに製造年がわかります。

■お店でチェックしたいこと

ピアノに詳しくない方でも、ホコリが溜まっていないかどうかは確認できると思います。
行き届いた整備をしているお店で、これから売ろうとしているピアノの中にホコリが溜まっているなど考えられません。

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