ワンルームマンション投資も失敗することがある?

ワンルームマンション投資は、利益率の高い不動産投資として人気があります。
ですが、投資に絶対はありません。
注意点をしっかり押さえた上で、実践するようにしましょう。

FC2USER577663JIL さん

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ワンルームマンション投資にもリスクはある?

ワンルームマンション投資は、成功例の多い不動産投資として注目を集めています。
ですが、失敗リスクもしっかり把握しておくことが欠かせません。
ワンルームマンション投資で知っておくべき、リスク面についてご紹介します。

ワンルームマンション投資で一番のリスクは空室リスクです。一棟投資であれば空室が一室発生したとしても他の部屋からの家賃収入を得られます。しかし、ワンルームの場合は一室しか所有していない場合、空室が発生すると収入もゼロになってしまいます。

また、家賃下落のリスクもあります。一棟投資では、複数の部屋が空室になったとしても、均一の家賃で入居者を募集することができますが、ワンルームマンション投資では他の部屋のオーナーが家賃を下げれば、入居者を確保するために自分も家賃を下げざるを得なくなる可能性があります。

築年数の経過により、家賃は徐々に下落して収益力は低下していきます。

リスクがあってもなおワンルームマンション投資が人気の理由とは

大金を投じて投資を始める上で、もちろん上記のリスクは調べているでしょう。
ですがそれでもなお、ワンルームマンション投資の人気は高いです。
リスクを上回るほどのメリットが、伴うためです。

銀行にお金を預けても1%の金利もつきませんが、ワンルームマンションに投資をすると新築ワンルームで2~3%、中古ワンルーム4~6%程度です。投資効率から考えても段違いです。

安定して家賃収入を上げてくれる確かな物件に投資をして、信頼のおける賃貸管理会社にまかせておけば、あとは毎月家賃が銀行口座に振り込まれます。収益をあげるために、特別な勉強や継続的な努力は必要ないのです。

マンション投資の魅力である長期的な安定収入は年金対策になります。

ワンルームマンション投資の失敗例

実際に、どのような状況が起こるとワンルームマンション投資は失敗となるのでしょうか。
もちろん、損をすることこそが失敗に該当するのですが、原因はさまざまです。
失敗例をもとに、気を付けるべき点を把握しておきましょう。

中古マンションの売却で失敗する例

30~40年間所有し続けることができれば元金を回収できることもあります。しかし、実際に売らなければならない状況になって、売るに売れずに失敗したと思って相談に見える方が多いのも事実です。売却にまつわる相談は最も多い相談です。

■競合物件が近隣に建って損をする

長期であるが故のリスク、たとえば、所有している部屋の近くに同じタイプのマンションが建つだけでも家賃が下落するのは免れません。ワンルームマンションはファミリータイプと比べると供給数が多くなりますので、それだけでも競争が激しいものです。

■管理手数料を計算に入れ忘れた例

家賃収入から管理手数料が差し引かれることを想定していなかったAさんの失敗例です。30年ローンで購入した2,800万円の新築ワンルームマンションの支払いは月10万円。家賃の手取り収入は9万円なので、毎月1万円の赤字となりました。

■建物の老朽化でトラブルにみまわれた

ある投資家が投資対象に選んだ物件は都内にある当時築26年の中古ワンルームマンション。ところが、購入直後に「突然、床下から水が湧いた」というトラブルに見舞われてしまいました。老朽化した給水管が、コンクリートの内側で破裂してしまったのです。

結果的に修繕に要した工事費用や、家財に対する賠償請求など、総額260万円もの出費も新たに発生し、散々な目に遭うという結果になってしまいました。

■計画当初の予定通りにいかなかったケース

間取りも良く、近くには大学もあり、大学生需要を見込んでの購入でした。

しかし、学部学科の改編にともない大学の撤退が決定。撤退タイミングと同時に入居者が退去。以降、入居者が決まらず、購入額の3分の2の1,000万での売却を余儀なくされます。

ワンルームマンション投資のデメリット

上記のような失敗につながらないよう、あらかじめデメリット面についてもしっかり理解しておくことが大切です。

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