AEDとは自動体外式除細動器(Automated External Defibrillator)のことで、心室細動や心室頻脈を起こした人に電気ショックを与える装置のことです。
心室細動を起こした場合は、1分1秒でも早く電気ショックを与えるなどの処置をすることが大切です。以前は救急隊の到着を待たないとできなかったこの処置を、AEDを用いることで一般の人が行なえるようなりました。
AED導入を検討しているなら価格や性能などを知っておくべき!
AEDの導入を検討しているなら、価格や性能はしっかり把握しておきましょう。
今回はAEDについてまとめてみました。
メリットは、心肺停止になった原因が心室頻拍や心室細動といった不整脈の場合、医療者が近くにいなくても速やかに除細動が行えます。そのため、これらの不整脈が心肺停止の原因の場合には救命率が上がります。
デメリットは、心肺停止の原因が心臓が完全に止まっている場合など不整脈ではない場合にはAEDが使えないこと、また不整脈かどうかを正確に判断するために、一時的に心臓マッサージを止めなくてはならないことです。
AEDと心電図の専門医療機器メーカーとして、開発・製造を自社工場で一貫して行なっています。AED本体は「CU-SP1」と「アイパッドNF1200」をリリース。
重量は2.4kgで、オートボリューム機能やセーフティガード付モードきりかえ機能、CPRコーチングなど、使いやすさとリーズナブルプライスが魅力です。
初めての人でも正しく使えるAEDを目指して、操作性などをわかりやすくシンプルにデザインしています。防塵・防水性に関してもIP56規格をクリアしているので汎用性の高い製品だといえるでしょう。重量は1.1kgと調査した中では最軽量で女性・子どもでも楽に持ち運べます。
国内で唯一、AEDの開発から製造・販売・サポートまでを手掛ける医療用電子機器メーカーです。脳波計や心電図、ペースメーカーなど、高い技術力をもち、医療関係者の間では有名な企業です。その取引先は世界120ヶ国以上に及び、ワールドワイドに展開しています。
単純計算で毎日190人以上の人が突然命を失っていることになります。全てが救命可能な時間の間に発見して対処ができる事例ではないですが、一般市民の目撃のあった心停止の総数では2万5,569人で、2万人を越しています。
その中で一般人によるAEDが使用されたのは1,204件程と、4.7%程に過ぎないというデータも出ています。AEDの活用によって、救命率を伸ばせる余地がおおいにあると考えることができます。
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