鉄骨造は構造体に鉄骨を使い耐震性は構造計算により地震を想定しているので非常に高いものとなっています。また、耐久性も防錆塗装により劣化しにくくなっています。そして、柱をある程度好きな場所に建てることができるので自由な間取り、大きい空間、大きい開口部を設けることができます。リフォーム時にも柱さえ気にしなければ自由にできるでしょう。
安心できる住まいは鉄骨住宅がオススメ? 鉄骨住宅の色々とは?
安心出来る住宅はどんなものだと思いますか?
比較的オススメされているのが鉄骨住宅です。
今回は鉄骨住宅についてまとめてみました。
鉄は引張力、圧縮力に強く変形しにくい材料です。
鉄でできた建物は、大きな変形力のかかる地震が来たとき、対抗できる耐震力を持っているのです。地震の多い日本ではこの構造が一番適しているでしょう。
広いリビングやダイニングなど大きい部屋でのびのびとゆったりとした生活を楽しむことができます。
まだ小さいお子様の部屋も広く造っておいて、将来2人になれば2部屋に分割するというリフォームも可能です。
また、狭小地であれば1階を車庫にしたり、お仕事をお持ちの人には事務所などの広いスペースとして利用したりすることもできます。
鉄骨造の場合、建築の際に構造計算が必須となるので、揺れに強い設計で建設されます。そのため、耐震性・安全性に強い丈夫な家を建てることができます。
柱と柱の間隔が広く取れるため、木造のように間仕切り壁を設置する必要がなく、一般住宅でも大空間を作ることが可能です。設計の幅が広がり、より自由度の高い設計もできます。
建築物を大まかに分けると、「木造(W造)」「鉄骨造(S造)」「鉄筋コンクリート造(RC造)」「鉄筋鉄骨コンクリート造(SRC造)」があります。鉄骨造は防音性や建築コストなど、木造と鉄筋コンクリート造の中間に位置していると言えるでしょう。鉄骨造の中で厚さ6mmを超える鋼材を使用した場合は「重量鉄骨造」、6mm以下だった場合は「軽量鉄骨造」と呼んでいます。
1.鉄骨の大量生産には不向き(成型に時間を要する)
2.法定耐用年数は34年
3.柱や梁が太い分、軽量鉄骨より少ない本数で骨組みを造ることが可能
4.使用される鉄骨の本数が少ないため、建築可能な間取りのパターンが多い
5.大型マンションやビルなどの建築に用いられる
6.建築費用が比較的高い
鉄骨造の建物の場合、多くの方が気にされるのが耐震性。
鉄骨造の場合、どちらがより耐震性が高いかというと、実は明確な答えはあまりありません。
というのも、まず重量鉄骨は重さがある分、揺れた時の衝撃を吸収しやすいという特徴があります。
対して軽量鉄骨は、重量鉄骨に比べると細く軽いですが、筋交いを多く使用するブレース工法などを用いることで耐震性を上げることが可能。
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