ファクタリングのメリットは?Vol.2
ファクタリングのメリットは?Vol.2です。
メリットは多いのですが、いろいろと留意しなければいけないファクタリング。引き続きまとめてみました。
金融機関には「この企業は信用できるか?」判断できる情報をファイリングしてあって、信用情報機関で情報を保有しています。
個人で言えば、携帯電話代のカード引き落としが間に合わずカード自体が使えなくなったというのもそれに当たります。
この信用情報には利用者の借入額や返済状況が記されていて、延滞や過剰な借入をしている場合にも情報が記載されています。そうすると、自動的に銀行融資やカードローンなどの審査に落ちてしまう可能性が高くなります。
でもお伝えしたとおり、ファクタリングは融資ではないので信用情報への登録義務がありません。
融資と同様に資金調達の意味があるのですが、売掛債権を買い取ってもらっているためバランスシート上負債になりません。
「信用情報に記載されるかも・・・。」と気にしすぎて資金繰りをショートしてしまったら、本当に記載されてしまう羽目に。
本末転倒になる前に、ファクタリング利用を検討してもいいかもしれません。
出典 t.pimg.jp
融資ではなく買取、というスタイルは信用情報に影響を出さない方法です。
ファクタリングの場合には融資ではないため、信用情報への登録義務がありません。
信用情報への登録はないにしろ、今後の取引にどのような影響が出てくるのか知りたいところです。
いろいろなファクタリング会社がありますので、調べてみるのをおすすめします。
これも大きなメリットでしょう。
通常銀行はもちろんカードローンでも連帯保証人を請求されることがあります。
大家さんが「どんな人が借りるのか心配だわ!」「ちゃんと払うか心配だ!信用保証協会を通して。」と担保を入れるようなものです。
ファクタリングは融資ではなく買取なので、担保や保証人は不要です。
連帯保証人になるリスクは相当なものです。なので保証人になってくれる人を探すだけでも一苦労ですが、ファクタリングでは担保や保証人が不要なので安心して契約できます。
ファクタリングは連帯保証人を用意する必要がなく、その後のリスクを回避できる
償還請求権の扱いに注意したファクタリング契約を結ぶことで、その後のリスクを回避することができます。しっかりと把握しておきましょう。
せっかく連帯保証人になってくれた人に迷惑をかけてしまったら、それこそ大きな信用問題に発展し、その後の経営状況にも影を落としてしまいます。
健康的な経営状態を守るために、いざというときは積極的に活用してもいいかもしれません。
相当な努力が必要です。
失ってしまう前の杖にもなりますよ。
相手会社がどんな評価をされているのかを知ることができる
ファクタリングの審査対象は主に売掛先(相手先)です。なのでファクタリングの調査結果は今後の参考になるかもしれません。
「売掛先の経営状況があまり良くないらしい。」という噂話。噂だけであってほしいものですが、まさか相手に直接聞くわけにも。
信用調査を入れるなど正確な情報を入手する方法をよく聞きますが、ファクタリングの調査結果を利用するのも手です。
貸し倒れ損失を未然に防ぐことができるかもしれません。
信頼してるからこそ取引しているのに・・・。
この信用度アップという現象には大きな副産物がつくことがあります。
もし、過去のトラブルで銀行融資をストップされてしまった!という経営者の方でも、キャッシュフローを健全化させることで経営が安定していると判断してもらうことが可能。
一度融資を中断されたからといってあきらめることはありません。
重ねて書きますが、ファクタリングは「融資」や「借金」ではありません。
将来得られる売上を前倒ししてもらうシステムなので、借金を重ねていることにはなりません。
安心して資金繰りの方法のひとつに組み入れてください。
キャッシュフローの改善を図りながら売上を伸ばしていけば、そのうちファクタリングも必要がなくなるかもしれませんね。
その時まで、何かの時の心の支えとして情報を仕入れておきましょう。
帳簿上は売上があるのに資金がショートしてしまい、ついには倒産・・・。
商取引とは、最終的に売上金を回収できて初めて成立するものです。
売上はあるのに回収がうまくいかない原因はいろいろあります。
例えば、仕入先には30日サイトで支払うが売掛先からは60日後の入金というアンバランスな取引は常に存在します。
その差30日間の資金繰りが出来る安定収入があればいいですが、何かのトラブルで崩れてしまうことも・・。
そして売掛先のトラブル等でサイト通りの回収ができなかった場合は想像にかたくありません。
売上があるのに資金繰りがショートして倒産してしまう「黒字倒産」。
請求できない事情はいろいろあります。
どんな事情があるにしろ、売上があるのに倒産してしまう悲劇は避けなければいけません。
社員と自分・家族を守るためにも・・・。
この幸せを守るためにも・・・。
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