屋上で使用されているアスファルト防水は、今日では様々な材質で施工されるように成った屋上防水材の中でも、一番古くから建物への水の侵入を防ぐために信頼性の高い防水として使われてきました。
東京都に住んでいる方必見!知っておきたい防水工事の基礎知識
ベランダや屋上などがあるなら、定期的に防水工事を施さなければなりません。しかし、防水工事を請け負う業者も多数あるため、どこを選んでいいのか迷ってしまうでしょう。東京にある防水工事のおすすめ業者をまとめてみました。
屋上防水によく用いられているのがアスファルト防水です。
屋上で使用されるアスファルト防水は、現場で高温に熱したアスファルトを防水シートの貼り付けを行いながら塗って行き、高温のアスファルトが徐々に温度が下がる事で防水シートを接着しながら、防水層を形成していく工法です。
液状の溶解アスファルトと、防水性の高いアスファルトシートを積層し、厚みのある防水層をつくります。二層以上の積層工法が原則で、水密性・耐久性とも高く、施工の不具合が出にくい工法です。
一般住宅ではシート防水も使われています。
防水加工の1つである防水シートは、昭和27年に旧国鉄の難燃性の塩化ビニール樹脂系シートが採用されたのが始まりでした。その後も市場の拡大と建築技術の向上によって、さまざまなシート防水が誕生し、その時代の住宅に合うように進化してきました。
素材がシートなので、凹凸があるような場所には向いていません。
また、穴が開くなどした場合は、劣化したシートを剥がす作業があるので、それだけ工事費用が掛かってしまいます。
材料を塗るだけなので、改修工事として簡単な工事であり、工期も短く済み、コストも全面改修に比べ半分
以下で済みます。また撤去する廃材も出ないので、環境保全・産廃処理の観点からも優れています。
塗装で防水加工を施す方法です。
ウレタンやアクリル、ポリエステルを主原料とした液体を、何重にも塗り重ねる防水のことです。
ガラス繊維などを挿入し強度を高めたり、シートを下地に貼り付けてから防水材を重ね塗りして絶縁機能を持たせたりなど、
各メーカーによって多数の工法があります。
密着性があり、割れづらく、改修も状態が良ければ、はがすことなく塗り直しで対処できます。
塗膜防水工法は、液体を使用するために、凹凸がある部位にも適用できます。ベースが、エチレン酢酸ビニル合成樹脂
ですので、ひび割れに対する追従性が高く、各種下地(モルタル、コンクリート、鉄板、アスファルト、ウレタンなど)に対しても
優れた接着性があります。
屋上の防水工事は、雨漏りが起きる前に行っておくのが一番です。雨漏りが起きた後だとすでに内部まで影響が及んでいる可能性が高いため、大がかりな修繕工事が必要になってしまいます。
防水工事の必要性を見極めるために、以下のポイントをチェックしてみましょう。
防水塗料がはがれてきていないか
触ると白い粉が付着しないか
コンクリートにひびが入っていないか
雨が降った後、水たまりができていないか
防水シートがめくれてきていないか
防水工事だけを行っている会社は少ないため、企業によっては防水工事の実績が少ないことがあります。
幅広くサービスを提供している業者の中には、防水工事の経験が少ない業者も含まっている可能性があります。具体的に何件の防水工事(要望に近い案件)をこなしているのかなどしっかりと確認をした上で、検討して行きましょう。また、会社の創業年月日や社員数など会社自体の経歴もネット上や口頭で確認することが可能です。
防水工事の施工方法がいい加減だと、雨漏りしてくる可能性があります。
5年保証や10年保証など、様々な保証の内容がありますが、最も大切なことは保証の具体的な対象です。保証で対応をしてもらえると思える事象でも保証内容によっては保証されない場合もあります。しっかりとどんな場合が保証対象外なのかを確認しましょう。また、保証は依頼した防水工事会社が倒産してしまった場合、基本的には保証は無効となります。
ウレタン防水の場合、平米あたりの単価は約7,500円、シート防水の平米単価は約8,000円が相場のようです。
FRPの場合は平米単価約9,000円、アスファルト防水は平米あたり約8,000円と、どの工法もそれほど単価に違いはありません。
ウレタン防水=4,500~7,500円程度
シート防水=4,000~7,000円程度
FRP防水=5,000~7,500円程度
アスファルト防水=5,500~8,500円程度
出典 防水工事の種類や費用
東京都にある防水工事の業者で、長い実績を持っています。
建築防水・土木防水・橋梁防水において素材を知り尽くしたメーカーがおこなう防水工事作業には、材料の製造・販売だけではなく、それに関連した業務もおこなえ、他の会社にはない安心感があります。
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