摂食障害は食行動を中心にいろいろな問題があらわれる病気です。摂食障害は主に神経性やせ症・神経性過食症・過食性障害のことを指しますが、ここでは神経性やせ症と神経性過食症について説明します。
様々なことが原因で発症してしまう摂食障害
摂食障害というものを聞いたことがありますか?
他人事のように考えている人もいるかもしれませんが、さまざまな原因で発症の可能性があるのです。
今回は摂食障害について集めてみました。
患者さんは明らかにやせていても、それを異常と感じられません。やせるために食事量を制限しますが、その反動として過食する方もいます。その場合、嘔吐や下剤の大量使用などにより体重が増えるのを防ぎます。神経性無食欲症・拒食症などと呼ばれてきましたが、必ずしも食欲が無いわけではなく、また過食が見られることもあることから、神経性やせ症という新しい病名が提唱されています。
神経性過食症とは、食のコントロールができなくなり、頻繁に過食をしてしまう病気です。神経性大食症と呼ばれることもあります。過食に加え、嘔吐など、体重を増やさないための行動が見られますが、どちらも人前では出ない症状のため、周囲は気付かないこともあります。自分でも病気とは思わず、●●を求めないことが少なくありません。治療を受けない状態が続くと、身体症状が進んだり、うつや不安が強まったりすることもあります
出典 摂食障害について _ 摂食障害情報 ポータルサイト(一般の方)
家族との関わりの中に潜む原因を探り、それを解決することから始めて、家族がどのようにサポートしてゆけばよいかに目を向けていく治療法です。
心理的な原因や苦痛を緩和する抗うつ剤や精神安定剤のほか、胃腸薬、ホルモン剤、サプリメントなどを用いて、摂食障害の克服に立ち向かう心と身体を支える方法です。
不安定な精神状態や極度の栄養不良による判断力・思考力の低下は、命に係わる状況を招きかねません。このような場合に有効なのが入院治療と行動療法です。
クリニック・ハイジーアでは、60項目以上の詳細な生化学検査や、日本の標準治療では行われない最新の検査技術を取り入れ、病態の真の原因を究明することを「治療の第一歩」と考えます。
そして科学的根拠にもとづいた治療効果の高く、そして副作用の少ない安全な治療法を取り入れ、必要に応じて西洋医学を組み合わせた、「根本治療」を目的とした「統合医療」を行っています。
「対人関係療法」と「8つの秘訣」を併用することで、【自分との関係を改善する(心の状態の変化についての気づき)】【行動の仕方を改善する(感情・考え・情動のコントロールについての気づき)】【他人との関係を改善する(自己概念あるいは関係の中における役割についての気づき)】に取り組み、自分自身と他者への信頼感のバランスを取り戻すことで、摂食障害から回復していきます。
摂食障害などのメンタルな疾患から、身体に変調をきたす。術後やリハビリ期に起きやすい喪失感からくる心の変調。
こころとからだは、密接で複雑な関係で結ばれています。
くじらホスピタルは、「寄り添うこころ」を大切に、
病院・施設・自宅などの地域との連携を図り、在宅復帰に向けた「心・身」包括診療をめざしています。
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