農薬除去されていないものを口にするのは危険!

農薬が除去されていないものを口の中に入れるのは非常に危険です。身体は食べ物で作られているので安全なものを口にするようにしたいですね。

FC2USER092489IYN さん

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知っておきたい農薬の基礎知識

みなさんは農薬についてどのくらいの知識があるのでしょうか。知っておきたい農薬の基礎知識について触れていきます。

農薬が使われる理由について

農業を始めて以来、人は病害虫や雑草から農作物を守るための努力を行ってきました。その方法としては、病害虫に強い品種の利用、耕起や作物を収穫した残りの部分の除去による病害虫発生対策などの耕種的防除、ビニールシートや敷きわらによる雑草抑制、太陽熱利用による土壌の消毒などの物理的防除、クモ等の天敵等を利用した生物的防除も行われていますが、少ない労力で一定の効果が得られる点で農薬の使用が行われています。

農薬には歴史がある?

日本では、その昔、いわゆる「虫追い」、「虫送り」といって、農家がみんなで太鼓、半鐘、たいまつ等をもち、声を出しながら田んぼのまわりを歩き、稲に付く虫を追い払ったといわれています。江戸時代には鯨からとった油を水田に撒き、稲に付いている害虫を払い落とす方法が発明され、昭和の初期まで続けられました。

農薬にはこのような古い歴史があるのですね。

今の野菜は農薬だらけ?

NHKのニュースでも話題になった「日本農産物の残留農薬量」。
EUや台湾では、残留農薬量オーバーのため受け入れてもらえない日本のいちごやミカン。 
そのため国内用と海外輸出用で畑を変えている農家も存在します。 

日本の農薬使用量は世界でもトップレベル。   
すでに使用を制限・禁止している国も多く存在する毒性の強いネオニコチノイド系農薬。 

そのリンゴに対する日本の使用基準は、アメリカに比べて2倍、EUと比べると2.5倍。

出典 IN YOU

海外に比べるとこんなにも多くの農薬が使われているのですね。

口にする前に農薬を食べ物から落とす方法

どのようにすれば農薬を食べ物から落とすことができるのでしょうか。

流水でしっかりと洗うことで農薬を洗い流すことできます。このとき30秒以上洗うのが肝心。ただし、農薬には水に溶けづらいものもあります。

2野菜用の洗剤で洗う

食器用洗剤の用途欄に「野菜・果物など」と記載されていれば使用可能です。また野菜用洗剤の中には農薬除去専用のホタテなど天然由来のものもあります。

食器用の洗剤以外にも野菜を洗う専用の洗剤も市販されています。気になる方はこちらを購入するのもよいでしょう。

3重曹で洗う

一つまみ(小さじ1~2杯ほど)の
重曹をボウルや鍋に入れましょう。

繰り返すと分量が感覚で分かってきます。
それほど正確に計らなくて大丈夫です。

野菜を洗う時は時間が大切です。
長すぎると野菜のビタミンも溶け出すので
注意してください。

特に葉野菜など柔らかい物は
溶けやすいので30秒ほどにしましょう。

固いじゃがいもやニンジンは
1分ほどつけて大丈夫です。
野菜だけでなく果物も洗えます。

重曹は身近なものなので使いやすいですね。

4下ゆでして茹でこぼす・加熱する

基本的に、「熱で死なない菌はいない」と言われているほど、菌や薬品は熱に弱いため、茹でこぼしたり、加熱(ゆでる、炒める)することは明らかな効果があります。

一方、それをすることで野菜の味を変えてしまったり、その後の調理(自分が作りたい料理)に影響を与えてしまうことがデメリット。あと、毎回これをやるのはさすがに面倒ですよね…

このように野菜の落とし方には色々な種類があります。自分にあった農薬の落とし方をすることが重要になりますね。

無農薬野菜と有機栽培の違いってなに?

オーガニックや有機栽培を名乗るために設けられている基準は国によって異なります。日本では食品に関しては農林水産省が基準を設け、それを満たさないと「オーガニック」「有機栽培」という表示ができません。基準は細かく設定されていますが、現在の日本では有機JAS制度で「有機農産物」とされる大まかな定義は以下の通りになります。

化学的に合成された肥料および農薬の使用を避ける。
遺伝子組換え技術を利用しない。
播種(はしゅ)または植付け前の2年以上の間、有機肥料での土づくりを行った田畑で生産されたもの。
※多年生作物の場合は最初の収穫前3年以上

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