そもそも「漢方」という名称は、江戸時代中期にオランダ(阿蘭陀)から入ってきた医学を「蘭方」と呼び、従来の日本の医学を「漢方(中国・漢に由来)」と呼ぶようになったことから始まります。
大阪で漢方薬を探している方が知っておきたいこと
漢方薬は私たちの生活に身近な存在ではありますが、どんな薬なのか詳しく知らない方もいるでしょう。そもそも漢方薬はどんなところで手に入れたらよいのかわかりにくくなっています。漢方の基礎知識や入手方法を紹介します。
漢方薬は「生薬」と呼ばれる、自然界に存在する植物、動物や鉱物などの薬効となる部分を、通常は複数組み合わせて構成されています。
アンケートによると、現在およそ32万人いる医師の約9割が日常診療に漢方薬を使っていると答えています。それだけ漢方は身近で、当たり前の医療になりつつあるんですね。
東洋医学の漢方と、西洋医学とでは得意分野が異なります。
東洋医学、鍼灸や漢方薬などは、消す力よりも生み出す力に長けている。自然が持つ生命力を体内に取り入れることで気を正し、自身の生命力を高めようという考えだ。
心と体の両方を病むような病気の場合には、漢方薬が合っていることが多いんですよ。
病院やクリニックでは、保険が利く“保険診療”と保険が利かない“自由診療”があります。保険が適用されるのは147種類のエキス製剤(顆粒や粉末状にしたもの)と1種類の軟膏、242品目の生薬のみ。
(社)日本東洋医学会のHPに「漢方専門医」の一覧があります。
お住まいの地域に漢方専門医がおられるかどうか、検索してみては?
病院以外で漢方薬を入手するとなると、漢方薬局も選択肢に入るでしょう。
漢方薬だけではなく、ハーブ・健康食品や化粧品に入浴剤と幅広いアイテムがあり、天然素材・無添加にこだわった商品の中からお話を聞いてあなたに合った商品を選んでくれる所です。
カゼにはこれ、頭痛ならこのお薬と言った考え方ではなく、サイズを測って洋服を作る様に 自分の為の自分だけの、体に合ったお薬をオーダーメイドしてくれたり、こだわり天然素材の商品からあなたに合った物を探すのが漢方薬局・薬店の役割です。
身近な存在としてあげられるのがドラッグストアでしょう。
漢方薬は、薬剤師が必ず説明をする必要のある薬には分類されません。
そのドラッグストアや薬局に「ツムラ」が有るかどうかは解りませんが、メーカーの取り扱い次第です。
女性の体に不調によく漢方薬が使われています。
現代医学は冷えに対しては、明らかな血管障害がない限り、良い治療手段を持っていません。漢方が最も得意とする病態です。
月経障害、更年期障害は、漢方の良い適応です。肩こり・頭痛・便秘・かーっと熱くなるなどの症状のある方には良いと思います。
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