業者によって違いや手順が異なる場合もありますが、一般的な例として、次のようになります。
「打ち合わせ&現地調査」▶「プラン提案&見積もり提示」▶「契約&施工準備」▶「内装の解体撤去工事」▶「リノベーションの作業工程」▶「完成検査&引渡し」
リフォーム会社を比較して費用を抑える
家の老朽化や中古住宅を買ったときなど、リフォーム会社選びに頭を悩ませる人も多いのではないでしょうか。リフォーム会社を選ぶ際のポイントやだいたいの相場などをまとめました。
リフォーム業者と一言で言っても、その種類は千差万別。
リフォーム専門会社から住宅メーカーの関係会社、工務店などさまざまなので、いくつか候補をあげておくと良いです。
リフォーム業者を選ぶ際には、主に以下のような探し方があります。
●設備・住宅メーカーや新聞・雑誌社などが主催する相談会
●インターネットの業者探しサイト
●リフォーム会社のホームページ
●雑誌の広告やポストのチラシ
●近所の噂や口コミ、近所で工事している業者をチェック
●地元の工務店やリフォーム店
●新築した時の工務店や住宅メーカー など
ご自宅が戸建てなら戸建ての実績がある会社、マンションにお住まいならマンションの施工経験がある会社に依頼するようにしましょう。
万一、知識がない業者にマンションのリフォームを任せてしまうと、管理規約に違反してしまう危険性があります。
依頼したいリフォームの工事内容や規模に対応できる業者かどうか、見定めていきましょう。
相見積もりで比較する場合は、同じ工事の見積もりでなければ意味がありません。
施工業者によって、取り扱う建材や設備が異なることもあるため、まったく同じ工事は難しくても、できるだけ同じ工事条件で比較するべきです。
また、どのリフォーム業者も、違う書式で見積もりを出してくるでしょうから、書式の違いによる比較も考えておく必要があります。
例えば、A社は単位面積の材料費と人件費を分け、B社は工事一式として、C社は単位面積の単価に人件費も含めるとします。
すべて同じ金額の見積もりだとすると、最もわかりやすいのは内訳があるA社で、B社は何がいくらなのかわからず、C社は材料費と人件費の比率がわかりません。
見積もりのわかりやすさ=良い業者とも言えませんが、明朗会計なのは確かです。
リフォーム会社では、完成後に見つかった不具合を無料でなおす保証期間を設けているところも多いので、会社選びの際には、保証制度の有無や保証の範囲を確認しておこう。なお、設備機器にはメーカーによる保証があるので、引き渡しの際に、リフォーム会社から保証書をもらっておこう。
費用面の良し悪しでリフォーム会社を選びたい気持ちはあるかと思いますが、費用面だけで選んだ場合粗悪工事になってしまう可能性があるので注意が必要です。見積もり額は安くても、本来は職人や経験者が行う作業にアルバイトを使ったり、見積もりには記載されていない安い部材や塗料を使ったり、仕上げ処理をしなかったりして、利益ができるように後から作業の調整をする会社も中にはあります。
天井や壁のクロス張替えは、部屋の広さやグレードにより、数万~10万円程度。床のフローリング張替えも、やはり面積とグレードによりますが、20万円前後がボリュームゾーン。
床暖房の導入は、電気式はおよそ40万円から。温水式はおよそ60万円から。電気式の方が導入費用は安く済みますが、温水式の方がランニングコストは抑えられます。
お風呂回りリフォームの一般的な料金
バスタブの交換 14万円~20万円
システムバスの交換(マンション) 50万円~100万円
システムバスの交換(戸建て) 60万円~150万円
15万円未満が全体の約4割、15~30万円が約5割、30万円以上を購入されたのが全体の約1割といった結果になりました。近年では空間を広々使えるタンクレストイレが主流となりつつあり、こちらが10万円台後半でお求めいただけるため、その人気を伺えるデータと言えるでしょう。
30万円を超えると、節水や節電と言った、「節約機能」に突出したハイグレードなトイレが目立ちます。
スタンダードなキッチンを設置する場合は、50万円前後で施工できます。
新たに導入するシステムキッチンの性能・グレードや、あわせて壁紙や床もリフォームする必要があるかどうかによって、費用が上下します。
壁付きのキッチンをアイランド型などに変更する場合は、150万円前後かかることもあります。
また、キッチンの場所を移動したいときなどは、150万円以上の予算を考えておきましょう。
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