妊娠初期から後期にかけて、妊婦の体は皮下脂肪を蓄えやすくなります。これは、後期に入って胎児が大きくなった時に、エネルギーとして与えるためです。
通常通りに食べても太りやすい状態ですし、つわりが終わって食欲が増してくると、さらに皮下脂肪が厚くなっていきます。
そしてお腹や腰だけでなく、お尻・胸・太ももなど全身に妊娠線ができてしまうのです。
妊娠線は出来たら改善が難しい?だからこそ早めのケアを!
妊娠線は出来てしまったら改善が難しいと言われています。
そのため、妊娠線が出来ないように早めのケアを行いましょう。
今回は妊娠線予防についてまとめてみました。
youjin3 さん
妊娠中期から後期にかけて、女性ホルモンとステロイドホルモンの分泌量が増えますが、
これらは皮膚の弾力にかかせないコラーゲンの生成を抑制し、肌のターンオーバーを阻害するのです。
本来は28日周期で生まれ変わるはずの肌が、いつまでも古く乾燥した状態のままだと、妊娠線ができやすくなってしまいます。
皮膚は通常、ターンオーバーという新陳代謝を通して日々生まれ変わっています。しかしこのホルモンが活性化する影響で、ターンオーバーの働きが抑制され、コラーゲンの生成も抑えられてしまうのです。ターンオーバーが抑制された肌は次第に弾力を失い、肌そのものが弱くなってしまうため、妊娠中はいつも以上に皮膚組織の断裂が起こりやすくなってしまっているのです。
出典 スキンケア大学
妊娠線対策として有名なのが、妊娠線予防クリームです。
しかし、さまざまなメーカーが販売しているためどれを使えばいいか分からない人も少なくありません。
そこで、こちらでは妊娠線予防クリームの選び方についてまとめてみました。
妊娠線対策を行ううえで、まずおすすめしたいのが専用のクリームを使うこと。妊娠線専用クリームには、一般的な保湿成分だけじゃなく、肌のハリや柔軟性を高める、妊娠線を予防するための美容成分が配合されています。
化粧品の香料には肌への刺激がある成分が多いことをご存知ですか?エステルなどの合成香料をはじめ、天然香料で代表的な精油も、もともと肌への刺激は強いものです。
妊娠中はホルモンのバランスが崩れ肌が敏感になりやすい時期です。
自然由来の成分で作られたものや無添加のものなど、なるべく刺激の少ないものを選びましょう。
妊娠線予防のためには、とにかくお肌を保湿することが大切です。
セラミド
コラーゲン
ヒアルロン酸
シアバター
…などの保湿成分が入った、浸透力・保湿力の高いクリームを選びましょう。
前の妊娠時に子宮が伸びている分、予想以上にお腹が急激に大きくなる場合が多くなります。また、妊娠線予防などのケアがしっかりできていない人の割合が増えるのが大きく影響しています。
高齢であるために若い人と違い、お腹や身体の肌に潤いや柔らかさ、弾力性がないために、皮膚に強い力がかかるとなかなかグーンと伸びず、妊娠線ができやすくなります。高齢出産の人でも肌に弾力がある人などは、妊娠線ができにくくなります。
食生活の変化が原因で、急激に体重が増えるとお腹周りの皮膚はつっぱるようになります。お腹が大きいだけではなく、体重増加でさらに皮膚面積が必要になるからです。
腕の皮をつねるとわかるように、私たちの皮膚表面は引っ張ると伸びます。だから、急激な体重変化でも皮膚が切れることはありません。
- 1
- 2