朝早くから隣の屋根の上で元気良くポッポー鳴く「鳴き声騒音」や、窓の外で鳩が休んでいる時に鳴く声、飛び立つ時の羽の音など、ハトの音に付随して「恐怖感」を伴う害も聞かれます。
ベランダから巣立ってもらう~鳩の被害を防ぐために~
気づいたらベランダに鳩が集まるようになったという人はいませんか?
仕事で日中家にいない間に、鳩が集まって住み着くようになるのです。
鳩はフン害や騒音などのトラブルを起こしますから、早めにベランダから追い出すようにしましょう。
Chiariny さん
糞で、健康的にも衛生的にも視覚的にも被害を受ける
・悪臭を放つ
・美観を損ねる
・害虫(ダニ、シラミ、ノミ)の発生源となる
鳩が住み着いてしまうと、鳴き声がうるさくて休みの日に眠れなかったり、ベランダから悪臭がしたりと散々な目にあいます。
しかも、自分だけでなく周りの住人にも被害が及ぶ可能性が高いです。
鳩の糞には、以下のような『病原菌』が含まれている恐れがあります。
鳩の糞には「真菌(カビ菌)」「サルモネラ菌」「NDVウィルス」「トキソプラズマ原虫」「ヒストプラズマ真菌」による『感染被害』の恐れがあるほか、「寄生虫」による『寄生被害』の危険性も潜んでいます。
フンを放置することで、感染の恐れがある細菌が繁殖するため、左右上下に住んでいる住人にまで被害が及びます。
ベランダは雨風をしのぐことができて、エアコンの室外機などの身を隠せる場所があるので、鳩にとっては最高の環境なのです。
もし、鳩に目をつけられたら終わりだと考えてください。
ハトをはじめとした害獣・害虫の問題については、多くの場合で貸主は対処を行っていないようです。
例えば住まいにノミが発生した時には、ペットや外部の環境からノミを持ち込んだのは借主の責任として対応を行うことが一般的となっていて、ハト駆除についても同様と考えられているようです。
賃貸住宅の場合、部屋の修繕や設備の不具合などは明確に貸主の責任範囲となります。
しかし害虫の発生など、住人自身が対処しなければいけない問題もあります。
外から飛来する鳩の場合、責任は貸主か住人かということに明確な規定を設けることが困難なため、非常に扱いが難しい問題となります。
このように、管理会社では鳩の駆除などは対応してくれません。自分でベランダの問題を解決するしかないです。
一応管理会社に相談して、どのように対応するのか伝えておくか、駆除業者を紹介してもらうなどの手伝ってもらいましょう。
また、鳩は仲間の糞があると安心します。
そのため、自分の糞ではなくても仲間の糞があれば「安全な場所」と認識し集まるようになるケースもあるのです。
掃除をしないままでいると、目印を残すことになるので被害が拡大してしまいます。
・マスク
・ゴム(ビニール)手袋
・新聞紙とボロ雑巾やキッチンペーパー
・大き目のペットボトルに汲んだぬるま湯
・ゴミ袋
・スクレイパー
・デッキブラシ
・消毒用エタノール
1.水でふやかす
まず、ふんに水を少しだけかけてふやかします。
あまり水分をかけ過ぎてしまうと拭き取りが大変になるので、湿らすくらいで充分なようです。
2.拭き取り
ふんが柔らかくなったら、ボロ布やキッチンペーパーで拭き取っていきます。
拭き取る際は必ず手袋を着用すること、また拭き取ったものはすぐにビニール袋などのゴミ袋に入れて処分することを徹底した方がよいようです。
3.消毒
ふんを拭き取ったら、エタノールスプレーをかけて消毒して、さらに水で掃除をするとすっきりするのではないでしょうか。
- 1
- 2