○賭博罪や富くじ罪というのは、必要的共犯のうち対向犯という種類の犯罪であり、必ず相手側が必要です。要するにプレイヤーを検挙したければ胴元であるオンラインカジノの運営会社も検挙する必要がある。

○しかしながら、海外で合法的に運営しているオンラインカジノを日本から検挙することは難しいため、プレイヤーを検挙することもできない。

○加えて、インターネットを通じて参加するオンラインギャンブルでは捜査機関としても証拠を集めにくく、立件されにくい。

以上のような見解から、合法とは言い難い状況ながらも、逮捕や検挙の恐れは低いグレーゾーンであるという見解を持たれています。