2014年W杯ホスト国のブラジルは現地時間6日(以下現地時間)、同大会出場を決めているオーストラリアと国際親善試合を行ない、6対0で大勝した。

 今夏のコンフェデレーションズカップで王座に輝いたブラジルが、ホームでファンの期待に応えるゴールショーを展開した。ブラジルは立ち上がりの8分にジョーのゴールで先制すると、33分にもジョーが右サイドからのクロスに合わせてこの日自身2点目。ブラジルは直後にもスルーパスに抜け出したネイマールがエリア内まで持ち込んでネットを揺らし、前半だけで3点のリードを奪う。

 一方的な試合展開を見せるブラジルは後半も攻撃の手を緩めない。58分にラミレスが頭で決めて4点差とすると、72分には途中出場のパトもゴールを記録。終盤にはルイス・グスタヴォが豪快なミドルシュートを叩き込み、守っては相手を零封して完勝を収めた。

 ブラジルは10日、アメリカのボストンでポルトガルと国際親善試合に臨む。