断食とは、自由意志によって、一定の期間中、全ての摂食あるいは特定の食物以外の摂食を断つ行為です。

断食の効果としては内臓を休ませる、余分な脂肪を減らす、老廃物を排出するなど、多くの効能があります。

当然のことながら、やり方を間違えると、健康を害したり、悪くすると死亡することもあります。

素人は2日以上の断食は絶対にしてはいけません。どうしてもやるなら、断食道場に通うしかありません。
　
上に書いたような本格的な断食は本断食と呼ばれるものです。

これは素人の方々には危険なため、本レポートでは「プチ」断食を紹介しようと思います。

プチ断食とは、準備と断食、そして復帰と三段階に分けて行う方法が初心者の方にはおすすめです。

例えば、土日がお休みの一般的な社会人の方であれば金曜日からプチ断食の準備に取り掛かり、土曜日には断食、日曜日には復帰という段階を踏んで、気軽に始める事が出来るのです。

本来の断食は長期で行います。しかし、長期の断食は筋肉までもがエネルギーとして奪われてしまうために、プチ断食という方法がおすすめなのです。

一日目の「準備」は、からだを慣らすための目的で行います。この日は、朝食は普通どおり、昼食は通常の８割程度と量を少し減らし、夕食は通常の半分くらいの量にします。

急に食べ物を摂らなくなると胃にも負担がかかるためです。

また、夕食を就寝の３時間前までには済ませ、アルコールは避けましょう。

二日目の「断食」は、食べ物を一切摂りません。脱水症状を起こし、頭痛が激しくなるという危険があるため、水分は絶対に取りましょう。

2リットルほどがベストです。カロリーのないものなら何でもよいですが、出来れば味の無いミネラルウォーターが良いでしょう。

三日目の「復帰」は、胃に負担をかけないようなものを少しずつ食べます。

最低３０時間何も食べていない状態で迎える朝食は、お粥など消化の良いものが良いです。

お腹がすいているからといって大量に食べてしまいますと、お腹を壊します。

最悪の場合死亡するケースもありますので気をつけましょう。

昼食も少し少なめ、夕食から元にもどすようにします。ただ、脂っこいものやアルコールは控えましょう。

三日目の復帰日は、プチ断食で最も重要な日です。お腹が空いているからと暴飲暴食になってしまう人が非常に多いです。

ここで食べ過ぎると、断食の効果がなくなり、さらに太ってしまうという事にもなってしまいます。

そして、胃腸にも負担がかかります。プチ断食は三日間で行う物ですが、断食当日よりも三日目が一番重要であると言えます。

プチ断食ダイエットは、人間が本来持っている免疫や抗体、自然治癒力などを目覚めさせることによって、体重や脂肪などを減少させるダイエット方法です。

プチ断食をすることによって得られる効果としては、体重や脂肪の減少だけでなく、腸内環境を整えることや美肌効果、そして排泄の改善などが期待できます。

　断食をすると、新陳代謝が良くなるため、ダイエット効果が期待できるわけですが、それだけでなく、生活習慣病などの予防や病気の早期発見から早期治療にも有効です。

プチ断食をすると、食べ過ぎによって負担がかかった胃腸を休めることができ、胃腸の機能が回復して、新陳代謝も活発化されます。
　
プチ断食はダイエット効果はもちろん美肌効果もあり、女性のみなさんには嬉しいダイエット方法です。