46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/19(月) 00:59:17.84 ID:R9CUBIbc0

取り締まり新米警官がスピード違反の車を捕まえた。
「50キロオーバーですな。免許証を拝見します」
「そんなの持ってないよ。昔っからな」
「なんだと!無免許運転か・・・これはあんたの車なのかね?車検証を見せてもらおう」
「いいや、盗んだ。車検証ならダッシュボードん中にあったな。さっき、拳銃をしまった時に見た」
「拳銃だって!?あんた、拳銃を持ってるのか!?」
「ああ。車の持ち主の女を殺すのに使った」
「な・・・なんだとぉ!!」
「死体は、トランクに入れといたよ」
若い警官は真っ青になって、無線で応援を呼び寄せた。

30分後、駆けつけたベテランの警官に男は尋問されていた。
「まず、無免許運転だそうだが」
「免許証は、ここにちゃんとあります」
「・・・車を盗んで、拳銃がダッシュボードにあるそうだが」
「とんでもない!ダッシュボードの中は車検証しかないし、名義も私の免許証と同じでしょう?」
「うーむ。トランクに死体があると聞いたんだが」
「そんなバカな!今トランクを開けますから見てください・・・ほら、カラッポじゃありませんか」
「おかしいなぁ。新米のやつは、君が無免許運転で、車の窃盗、拳銃がダッシュボードにあって、死体がトランクにあると言っていたんだが・・・」
「とんでもない嘘つきですね。 もしかして、私がスピード違反だとも言っていませんでしたか?」

47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/19(月) 01:00:54.47 ID:R9CUBIbc0

ある農家では、畑に忍び込んでスイカを食べてしまう奴がいるのに手を焼いていた。
いい対策はないかと知恵を絞った末、最高のアイデアを思いつき、看板を作って畑に貼り出した。
翌日スイカ泥棒が畑に来てみると、看板は次のように書いてあった。

「!!警告!! この畑に、青酸カリ入りのスイカ1個あり」

その翌日、農夫が畑に出てスイカを確認すると、はたして1つも盗られていなかった。
ただし、看板には次の文句が書き加えられていた。

「今は2個」

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/08/19(月) 01:02:12.10 ID:R9CUBIbc0

あと10分ほどで真夜中になるという時間帯に、私は特急電車に乗っていた。
やがて、途中の駅で一人の男が乗り込んできた。
その男は、電車のドアが閉まると、突然我に返ったように乗客の顔を見回し始めた。
「すみません。あなたの年齢は28歳ですか?」
男が私に話しかけてきた。
「そうですが、どうしてわかったんですか」
私が聞き返しても、男は無視して、また別の人に話しかけた。
「あなたは62歳ですね?」
「どうしてわかったんだ?」
そんなやり取りを繰り返していく。
どうやら、その男には、顔を見ただけで年齢を当てる特殊能力があるらしい。
次の停車駅までは、まだ15分以上ある。
私を含め、乗客たちは全員その男に注目し始めた。
「あなたは50歳ですね?」
「そうですが、あと5分で日付が変わったら、51歳になるんですよ」
最後に質問された女性は、笑顔でそう答えた。
年齢を当てていた男の顔が、その途端に青くなった。
「凄いですね。百発百中じゃないですか」
私は男に話しかけた。すると、男は青い顔を私に向け、こう言った。
「・・・私が見えているのは貴方がたの寿命です」