淡墨の乾かないうちに濃墨をたらすことで滲みを発生させるたらし込み技法によって
線を消失させようとした宗達
そして線の消失や否定の次に宗達が挑んだのは
線を描かずに線を描く虚無の線の創造だったのだといいます