自己免疫疾患
自己免疫疾患というのは、人間の体にもともと備わっている外敵から守る機能に異常が発生する疾患です。
この免疫に深くかかわるリンパ球という細胞が、毛包を外敵と勘違いして攻撃してしまうことが円形脱毛症の原因となります。
破壊された毛包は、成長期から休止状態になってしまい、抜け毛ができてしまうのです。
ストレス
ストレス社会と呼ばれる現代ですが、このストレスが円形脱毛症を引き起こすケースも少なくありません。
ストレスを受けると交感神経が優位になりますが、長く続くと自律神経のバランスを崩し、頭部への血流が悪くなります。
そのため、栄養や酸素が毛母細胞に届かなくなり、抜け毛の症状が出ます。
症状がひどく出ると、数ヵ所に脱毛ができたり、頭部全体の毛が抜けたりするのです。