メンバーのタオの脱退説は、EXOペン(ファン)としては、信じたくはない面持ちがあり、単なる噂として受け入れられていた。
タオの脱退説の発端は、EXOの連日にも及ぶハードなスケジュールと報酬の不平等さ、そして何より怪我がいっこうに癒えないタオを見かねたタオ自身の父親が、EXOメンバーが所属する事務所「SMエンターテインメント」に、タオのEXOでの活動の中止を要求したことに始まる。
しかしこの時点では、まだ、あくまで活動中止で、タオの怪我や心に負った傷が癒えれば、再びEXOに帰ってくるとファンは心から信じていた。
しかし2015年の6月に入ると、いよいよタオの脱退説が本格さを増してくることとなる。
タオの中国での個人活動を噂ではなく正式に示すかのごとく、正式に中国初デビュー、中国で初アルバムをリリースするに至っている。
個人活動後、初のアルバム・リリースながらも中国現地で約70万枚をも売り上げる快挙を成し遂げている。
この時点で、タオのEXO脱退が「脱退説」という噂ではなく、「脱退」という結果が確実なものとなるに至った。