5時から9時まで(相原実貴) 11巻

 5時から9時まで(相原実貴) 11巻

「28歳処女だってことを気にしてなんかいなかった。
でも経験のないことが不安なんだってことを、
あなたを好きになって初めて思い知った…」


山渕百絵、28歳、腐女子をこじらせたアラサー処女。
今まで人生で彼氏がいたことがなかった私に、
金髪碧眼の王子様みたいな彼氏ができた。

これって何の奇跡?

と思っていたら、つきあってからが、大変で。
最初のキスはいきなりやってきた。
でもアーサー様は寝惚けていて、
私の人生最初の偉大なる一歩を覚えていない。
そう、この年でキスくらい騒ぐようなことじゃないってわかってる。
向こうにとってはたかがキス、なんだろうし。
きっと、大したことないと思ってるに決まってるんだ…
でも…