いにしえから現代まで、女性を魅了し続けているバラ
優雅な姿と甘く高貴な香りで、幸福感や女性らしさを高めるとされるバラ。その神秘的なパワーは、いにしえの時代から注目され、女性たちに愛されてきました。

なかでも、絶世の美女と謳われたクレオパトラが、色香をまとうためにバラの香りを愛用していたのは有名な話。バラをそばに飾り、大切な客を迎える時はもちろん、湯船にバラを浮かべ、精油をたらして香りを楽しんだり、香りに包まれて眠れるように寝室にバラの花を敷き詰めたりと、常にバラの香りに包まれていたのだそうです。非常に貴重なバラを惜しげもなく楽しむ姿は、富と権力の誇示にもなったことでしょう。