鏡を見て、ふと気になる「大人ニキビ」。こまめに洗顔をしてもなかなか治らず、どうやら思春期のころのニキビとは勝手が違うようです。化粧品でおなじみのオルビスによる、25~35歳の女性会社員を対象とした「ニキビケア」に関する調査から、その原因やケアの実態が明らかになりました。
ニキビができることの多い顔のパーツを聞いたところ、「あご」が59%で1位。次いで多かったのは「頬」36%や「口まわり」28%、「フェイスライン」23%でした。こうしたニキビができる頻度は「1ヶ月に1回ほど」と回答した人が26%で、2週間に1回ほどと回答した人が17%。なんと、2週間~1ヶ月のスパンで周期的にニキビができている人が約4割もいることがわかりました!
◆大人ニキビの2大要因!「ホルモン周期」と「仕事のストレス」
半数以上の人が、「同じような場所にできる!」「月経前にできる……」と言う大人ニキビ。繰り返しできてしまううえに、治りにくいという悩みも多く寄せられたそう。
そこで、大人ニキビの原因を聞いたところ、1位は「ホルモン周期(月経など周期的なもの)」(60%)! 2位は「仕事のストレス(忙しさ、仕事内容、人間関係など)」(52%)で、こちらも半数以上の回答が集まりました。「ホルモン周期」と「仕事のストレス」は、大人ニキビができる内と外の2大要因と言えそうですね。
◆大人ニキビは仕事にも悪影響!
顔にニキビができることによってどんな影響があるのかも調査しました。ニキビができているときの気分としては、「ストレスを感じる」人が6割、「憂鬱になる」人が約5割という回答が多く、気持ちがネガティブになってしまう女性が多いようです。
さらに、ニキビのせいで仕事に影響が出ると感じる女性も43%と半数弱おり、具体的な影響としては「仕事で人と話すのが億劫になる」が47%で最多。また、「仕事のモチベーションが下がる」や「仕事に行きたくなくなる」という意見も! 大人ニキビは気分だけでなく仕事にも悪影響を与えてしまう、働く女性にとって厄介な問題ということがわかります。
◆普段からのケア……していない人が約7割
しかし、ニキビケアについては「特に何もしていない」人が35%、「ニキビができたときしかケアをしていない」人が34%という結果に……! 気分や仕事に影響が出るのに、全体の約7割が日頃のケアをしていないのはなぜか。理由を聞いたところ、「月経前などの特定の期間に一時的に気になるだけだから」や「ニキビができていないときのニキビケアの方法が分からないから」、「ニキビができていないときのニキビケアは不要だと考えているから」などの回答が並びました。
たしかに、日常的にできないからと油断しがち。でも、いざデート!という大切な日にニキビができてしまうのはイヤですよね。思春期のニキビと違い、清潔を保つだけでは自然に治らない大人ニキビ。食生活や睡眠の改善でホルモンバランスを整えながら、ニキビケア成分を含むスキンケア用品で肌のコンディションを高めて予防しましょう。
調査概要調査期間:2015年3月11 日(水)~3月12日(木)
調査方法:インターネット調査調査対象:過去3 ヶ月以内に顔にニキビができたことがある25~35歳の女性会社員500名