足首を動かしていない

私たちの身のまわりには、本当に便利なものであふれていますよね。便利なものがたくさんあれば、普段の生活の中の不便なことが減ってありがたいことなのですが、デメリットもあります。

それが体を動かさなくなること。便利なものに頼るようになれば、体を動かさなくなるんです。

例えば、今まで行きたい場所へは歩いたり自転車に乗ったりしていっていたのに、車に乗れるようになったら体をほとんど動かすことなく、すぐに目的地に着きます。そしてパソコンやスマホがあれば、わざわざお店に行かなくてもショッピングができる時代になってきましたよね。

このように体を動かさなくなると、当然のことながら足首を動かさなくなります。ということは、足首の関節や筋肉を使わなくなって衰えてしまうため、足首が太くなってしまうんですね。

また、足首の関節や筋肉を使わないと、足首まわりの血液や老廃物がたまりやすくなります。その結果、足首がむくんで太くなりやすくなるんですよ。

かかとを引きずって歩く

「私はよく歩いて足首を動かしているのに、それでも足首が太いままなんです…」という方もいらっしゃると思います。このような方は、じつは歩いていても足首を動かしていない可能性があるんですよ。

歩いているのに足首が細くならない原因、それは歩き方にあります。その足首を太くする歩き方とは、かかとを引きずるような歩き方。かかとを引きずって歩くと、あまり足首を動かさないんです。

実際にかかとを引きずって歩いてみると分かりますが、かかとを引きずって歩くとすり足のようになるため、足首の関節や筋肉が使われなくなって足が太くなってしまいます。

なので普段の生活の中で、足首をしっかり動かすことを意識した方が良いんですね。

足首の冷えを放置している

体に起きる冷えは心臓よりも遠い体の部分で起きるため、手足の先が最も冷えやすいですよね。つまり、足首も冷えやすい部分なんです。

この足首の冷えは、足首が太くなるんです。なぜなら、足首の冷えは足首まわりの血液やリンパの流れが悪くなってしまうため、足首を動かさない時と同じように血液や老廃物が足首まわりにたまりやすくなり、足首がむくんでしまいます。

こうした足首の冷えは、定期的に温めたりすることで解消することができます。でも温めず放置すると、足首の老廃物が脂肪と結合してセルライトになり、なかなか細くならない太い足首になってしまうんですよ。