世は魔法一色。あらゆる生活の中で、日常の中で当たり前のように使われている。もはや知らない人はいないほどの人々の一部と化している。そんな永世中立国が存在していた。
だが、魔法を使えるのは体内に“魔力”と呼ばれる器を持った一握りの人物。彼らはお互いに身を寄せあい、依頼を受けて報酬をもらって生活できる組織を組み立てた。
“ギルド”と呼ばれるそれは、魔法の使える“魔導士”にとってかけがえのない物であり、切っても切れない大切な物となっている。 そう、家族のような存在。
そんなギルドの中、飛び抜けて問題ばかりを起こしては人々の悩みの種となっているギルドが存在していた。
“FAIRYTAIL”