車検とは、「自動車検査登録制度」を略したもので、検査によって安全に使用できるクルマであることを確認すると同時に、そのクルマの所有権を公証(法律的に認めてもらうこと)する制度のことです。
登録は一定期間ごとの更新が必要で、自家用自動車(3,5,7ナンバー)と自家用軽自動車(50ナンバー)の場合は初回が3年、2回目以降は2年ごと。つまり、新車から3年目、5年目、7年目、9年目・・・となります。車検の有効期間は車検証に記載されています。
車検が切れたクルマでも、車検を受ければ公道を走れるようになります。しかし、車検が切れた状態で公道を走行することは道路運送車両違反です。
もし車検が切れてしまったら、運行経路に含まれる市区町村の役所で臨時運行許可証(仮ナンバー)を取得するか、もしくはクルマを積載できるキャリアカーで車検場に運搬するなどの対応が必要になります