丑の刻参りとは、丑の刻といわれる午前1時から午前3時ごろに神社のご神木に、呪いたい相手に見立てたわら人形にくぎを打ち込む、日本古来の呪術です。
相手を呪うものとして有名ですが、自分の力や運を高める効果もあります。
間違った方法で行ったり、人に見られたりすると自らに呪いが跳ね返ってくることもある危険なものです。
わら人形には呪いたい相手の髪の毛やつめを入れる方法や、相手の名前や写真を貼るものなどさまざまな説があります。
定番のものは白い単衣の着物に一本歯の下駄、頭にはろうそくを立て、歯はおはぐろ、口は赤い口紅をひき、櫛をくわえ、胸にはかがみをぶら下げるそうです。