寄り付きの東京株式市場で日経平均は反発。前日の米株高などを受け、1万7000円台
を回復して始まった。ソフトバンク<9984.T>に買い戻しが入り指数を下支えしている。ソ
ニー<6758.T>など大手電機株の一角はやや軟調な滑り出しとなっているものの、日東電工
<6988.T>、日本電産<6594.T>など電子部品株は総じて堅調となっている。

前日の米国株式市場では、欧州中央銀行(ECB)の量的緩和策への期待感から主要
3指数が上昇した。今晩にECB理事会の開催を控え、東京市場では日中は様子見姿勢が
強まりやすいが、需給面での安心感から、底堅い展開も予想されている。