・宮城県大郷町出身。
・1980年 宮城県立古川工業高校卒、大阪に本社を置く中堅ゼネコンに入社。
・1984年 「設計の仕事がしたい」との理由で退社。建築事務所などに勤務。
・1988年 千葉県市川市に事務所を開設。
・1990年 1級建築士登録。
・2005年 耐震強度偽装のため一級建築士免許取消。
・2006年 建築士法違反ほう助容疑で逮捕。

2005年に構造計算書偽造問題が発覚

構造計算書偽造問題(こうぞうけいさんしょぎぞうもんだい)は
2005年11月17日に国土交通省が、千葉県にあった建築設計事務所の
姉歯元一級建築士が、地震などに対する安全性の計算を記した構造計算書を
偽造していたことを公表したことに始まる一連の事件である。
耐震偽装問題とも呼ばれる。
一連の耐震偽装事件は発覚当初は耐震強度偽装が組織的ともみられていたが、
公判では「姉歯元一級建築士による“個人犯罪”」と結論づけられた。
東京地方裁判所は姉歯元建築士に懲役5年、罰金180万円の実刑判決を言い渡し、
川口政明裁判長は「自分が圧力を受けた犠牲者であるかのように演じ悪質」とした。