最近、中国がベトナムの領有権にあるチュオンサー群島の
いくつかの浅瀬とガクマ礁(英語名:ジョンソン南礁)などに
砂を大量に流し込んで新しい島を造成している

1988年、中国は武力行使で、この岩礁を不法に占領してから、
一歩一歩この岩礁をベトナム東部海域、いわゆる、
南シナ海における中国の軍事施設の一つとして建設してきた
それに留まらず、2014年2月以来、中国はこの岩礁に
砂を大量に流し込んで新しい島を造成してきました。
これにより、現在、ガクマ礁は桟橋、港湾、滑走路などが
整備された人工の島ができました。ガクマ礁で実施されて
きた中国の行為はベトナム東部海域を独占する
ための中国の覇権主義政策の一部とされています。

中国のこの行為はベトナムの領有権を侵害するだけでなく、
国際法に違反し、地域内の情勢を複雑化させています。


ベトナム政府国境委員会のチャン・コン・チュック元委員長
「これらの行為はこれまでに中国が実施してきた陰謀の一環です。
これは中国が発表した根拠のない主張を合法化させるためのものです」

フィリピンのデルロサリオ外相
「中国のこれらの行為は地域内の安全保障と安定を脅かす」
と強調した上で、 「中国がベトナム東部海域で建設される
工事が南シナ海における中国の覇権主義の拡大を示していると言えます」