大型一体式

大型一体式

震災特需で1000台以上売れた、ある商品が有名。
その商品のスペックは80Wソーラーパネルと624Whのバッテリー、定格120W(最大280W)のインバーターのセット。
価格は約25万円。
コンセントから充電する機能はなく、ソーラーのみで充電するタイプ。
蓄電システムとしてみると高価格の割にはバッテリー容量、インバーター出力ともに貧弱ですが、これはあくまでソーラーの発電のみで充電するといった設計思想によるものと思われます。小さな出力にしないと、カタログ上の「使用時間」が稼げないと考えたのかも知れません。
長所は80Wのソーラーパネルがついているので、長期間の停電でも電力の確保が可能なことと、
ペランダ等屋外に設置できることです。
短所はインバーター出力が定格120Wしかないので実用上かなり制限があるということと、
ばらばらの状態で送られてくるので、自分で組み立て配線をしなければならないこと、
多くの販売店を持つ流通経路のため、性能の割には価格があまりにも高すぎることです。