【埼玉】差別的デモで対立グループがけんか、「在特会」と
「男組」の2人を逮捕…10人が制止しようとしてもみ合いに、右目周辺を骨折★
 
埼玉県警は26日、川口市で25日に行われた移民受け入れ
反対を訴えるデモの参加者と、反対グループ関係者の間でけんか
があり、暴行の疑いで東京都板橋区の会社員、内田伊織(42)、
茨城県坂東市の会社員、松本英一(38)の両容疑者を現行犯逮捕
したと明らかにした。

 県警によると、内田容疑者は在日韓国・朝鮮人の排斥を掲げる
「在日特権を許さない市民の会(在特会)」の一員、松本容疑者は
反対する「男組」のメンバーだと、それぞれ説明しているという。

 2人の逮捕容疑は25日午後1時20分ごろ、JR西川口駅の
改札前でもみ合いとなり、互いに腕を引っかいたり顔を殴ったりした疑い。
松本容疑者が内田容疑者に「デモの参加者か」と声を掛け
トラブルになったという。内田容疑者は顔を骨折し、松本容疑者は腕に
擦り傷を負った。県警は2人とも傷害容疑に切り替えて調べる。

 在特会のデモは25日午後2時半から駅周辺で行われ、
約50人が参加した。