メディアコンテンツ事業における新規事業開発のための先行投資を、主力のネットマーケティングの好調により吸収し、大幅な増益を達成した。ネットマーケティング事業では、成長分野であるスマートフォン広告の取扱高が大きく伸長したほか、同社が強みを持つフェイスブック関連サービスなどのソーシャル事業についても成長が続いた。メディアコンテンツ事業ではモバイルゲームが堅調に推移した。

第3四半期(2014年4月-6月期)は、引き続きメディアコンテンツ事業でモバイルゲーム・マンガコンテンツの先行投資が続くほか、グループ全体で99名の新入社員が入社するなど人材面でも先行投資期となる。そうしたなか、ネットマーケティング事業の拡大で売上、利益を上積みする見通しだ。

第3四半期累計の連結業績予想は、売上高が前期比18.4%増の402.79億円、営業利益が同50.2%増の16.43億円、経常利益が同42.3%増の17.40億円、純利益が同10.8%増の10.09億円を見込んでいる。

同社は、インターネット広告代理などのネットマーケティング事業を中心に、ソーシャルゲームなどのメディアコンテンツ事業などを手がける。