間仕切りの総合メーカーの小松ウオール<7949、株価 - チャート>が急騰し、一時208円高の2150円まで買われている。21日引け後、15年3月期単体業績予想と14年3月期決算を発表。15年3月期の大幅な増益と配当の増額を明らかにし、好感された。

15年4月期業績は、売上高325億円(前期比12.2%増)、営業利益46億円(同19.9%増)、純利益31億円(同36.8%増)を予想。新工場稼働によるアルミ生産ラインの集約などにより生産体制を強化する一方、営業要員の拡充で大口顧客への拡販も強化する。年間配当は、中間期25円(前期実績20円)、期末30円(同30円)の合計55円(同50円)に増額する計画。

14年3月期決算は、売上高289億7500万円(前期比2.9%増)、営業利益38億3500万円(同19.6%増)、純利益22億6500万円(同12.9%増)だった。

午後2時時点の株価は、前日比158円高の2100円。