<東南アジア株式> バンコク市場が値下がりした。タイ国内で発表された3月の消費者景気信頼感指数が下落したことに加え、タイ経済が減速するとの懸念が、銀行株や消費関連銘柄を直撃した。一方、他の大半の域内市場の株価は、欧州中央銀行(ECB)定例理事会の政策決定を前に辛うじて上昇する展開となった。
<ソウル株式市場> 7営業日ぶりに反落して取引を終了した。最近の上昇を受け、利益確定の売りが出た。3月の米民間雇用者数の伸びを好感してドルが買われたため、ウォンは下落した。
海外勢が3434億ウォン(3億2502万ドル)を買い越し、全体相場を支えた。買い越しは7営業日連続で、この期間の買い越し額は1兆8000億ウォンとなった。
<台湾株式市場> 小反落。電子製品指数<.TELI>が0.59%、半導体指数<.TSII> が1.07%それぞれ値下がりし、下げを主導した。
ファウンドリー(半導体受託製造)世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)<2330.TW>が1.25%、IC設計大手の聯発科技(メディアテック)<2454.TW>が1.93%それぞれ値下がりする中で、半導体指数は下落した。