【慰安婦問題】 元慰安婦告白本に性奴隷と思えない記述・・・高額貯金、ダイヤ購入

韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が逆上している。日本政府が、
慰安婦問題をめぐる「河野洋平官房長官談話」の作成経緯を検証する方針を示したことに、
「歴史の真実は生きている方々の証言だ」などと猛反発しているのだ。
こうしたなか、元慰安婦の証言を記した著書に、家が購入できる大金を貯金し、
ダイヤモンドを買うなど、とても「性奴隷」とは思えない記述が
多々あることが注目されている。

興味深い著書は、元慰安婦という韓国人女性、文玉珠(ムン・オクチュ)
氏が語り、慰安婦問題に取り組む森川万智子氏が
構成と解説をつとめた「ビルマ戦線 楯師団の『慰安婦』だった私」(梨の木舎)だ。

同書によると、韓国・大邱(テグ)の貧しい家庭で生まれた文氏は
16歳の秋、日本人と朝鮮人の憲兵と、
朝鮮人の刑事に呼び止められ、満州(中国東北部)東安省に連れて
行かれ、朝鮮人の家で慰安婦にさせられた。

大邱に一度戻った後、18歳のとき「日本軍の食堂で働きに行こうよ、
金もうけができるよ」と友達に誘われ、
ビルマ(現ミャンマー)・マンダレーに行き、だまされて再び
慰安婦になった-とある。

第1次安倍内閣は2007年3月、「政府が発見した資料には、
軍や官憲による(慰安婦の)強制連行を直接示す記述はない」と
閣議決定しているが、文氏は「強制連行」「だまされた」を主張しているわけだ。

興味深い記述は、こう続く。
ビルマでチップが貯まったとして、文氏は野戦郵便局に500
円を貯金したが、《千円あれば大邱に小さな家が一軒買える。
母に少しは楽をさせてあげられる。晴れがましくて、
本当にうれしかった。貯金通帳はわたしの宝物となった》(76ページ)とある。

その後、文氏はビルマ・ラングーンの慰安所に移った。
ここでは、少しは自由に行動していたようだ。
《週に一度か二度、許可をもらって外出することができた。
人力車に乗って買い物に行くのが楽しみだった》(106ページ)

《ビルマは宝石がたくさん出るところなので、
ルビーや翡翠(ひすい)が安かった。(中略)
わたしも一つぐらいもっていたほうがいいかと思い、
思い切ってダイヤモンドを買った》(107ページ)

http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140310/frn1403101539006-n1.htm