慰安婦問題について触れた、いわゆる「河野談話」が発表された
当時の内閣副官房長官だった石原信雄氏が2月20日の
衆議院予算委員会の参考人として出席。「河野談話」について、
韓国で元慰安婦16人に聞き取り調査を行ったが、
裏付け調査をしていなかったことを明らかにした。
石原氏は談話を作成する上で、事実関係を明らかにするため
関係省庁に資料要請をしたが、女性たちを強制的に
慰安婦として従事させたとする資料は発見できなかったことを説明。
米国の図書館でも強制性が認められる資料を
見つけることができなかったという。
談話作成の過程で韓国側とすり合せをした可能性について、
自身は「承知していない」としながらも、「この種のものをまとめる段階で、
何らかの事務的なすり合わせはあったのかもしれない。
作成過程で意見のすり合わせは当然行われたと推定される」と述べた。
この石原氏の発言に、以前から慰安婦問題について疑義を
唱えていた日本維新の中山成彬衆議院議員は「よくぞ国会で
当時の情況を話して下さった」とツイート。石原氏が「河野談話」
が禍根になっていることを心配していたことを聞いていたとも明かし、
「後は談話を韓国の言いなりに作った谷野元外政審議室長と
河野元官房長官が真相を語る番だ」と述べた。
また石原氏の発言に、民主党の田嶋要衆議院議員も
「今日の石原元官房副長官の河野談話に関する答弁には正直驚いた。
そんな重要な事実を今まで当事者が語って
来なかったことも驚きだ」と驚きを述べている。
ソース:http://yukan-news.ameba.jp/20140221-169/