僕は瞬間風速が吹いたことがないんです。スターって、ポーンと出てくる瞬間があるじゃないですか。その点、船越英二の息子がいつの間にか俳優になって、いつの間にか2時間ドラマの帝王と言われるようになった。緩やかな坂道をゆっくり歩んできた。これからも斜度が2度なのか5度なのか、緩やかな坂道をゆっくり歩むスタンスは変えません。ゆっくり行くことを恐れず、1つ1つの仕事を丁寧にやっていくしかないと思っています。

出典 日刊スポーツ