僕は、子供の頃から母親から軟膏(なんこう)を擦り込むように、「悪いことが起こっても感謝しなさい」と擦り込まれ続けて育てられたんです。楽しいことやうれしいことがあったら人間感謝するのはあたりまえ。でも苦しいことや悲しいこと、けがや病気も全てに感謝しなさいと教えられた。なぜなら、悪いことは自分がよくなるために起こること。悪いことを乗り越えたら、その前の自分よりももっとステキな自分になれる。だから悪いことが起きても全てに感謝しなさいと。それが僕の背骨になっています。

出典 船越英一郎さん(3/3) - インタビュー - ひと - [どらく]