日本人としては「ほんとうは、あの戦争って何だったんだろう?」「戦前の日本とは、どんな国家だったのか?」というあたりから戦後すぐに考え直さねばならなかったんだと思う。侵略戦争といわれた行為一つ取っても、当時世界中で同じことをしていた欧米の戦勝国らは、なぜ断罪されないままなのか。このあたりの自虐史観では捉えられない疑問については、じつはマスコミなどでは発言していない、ものいわぬ「サイレント・マジョリティ」とされる人たちのほうが、敏感に察知してるんじゃないか。

出典 ベストセラー作家 百田尚樹インタビュー(2)作品に通底する「憂国」とは | 生き方 | PHPビジネスオンライン 衆知|PHP研究所