おいら、ほんとにもの凄い性の極致っていうのは、川を遡上する鮭じゃないかと思うね。 ボロボロになって川を上って行って、卵に精子をぶちまけて死んじゃうわけだろ。 新しい生を生むために自分は死ぬ。まさに命がけの性。「死」と「生」が交錯する瞬間。これは最高の快感だと思うよ。

出典 悪口の技術