電車で車両の端の席に座って携帯触ってたら、隣に座ってた人が駅で降りようと立ち上がった。
その時、なんとなく視界の端でその人が座っていた場所に赤いバッグのようなものが見えたので、目線は携帯を見たまま、「忘れものですよ」とバッグに手を伸ばしながら元気良く言った。
渡してあげようと、ひょいと持って立ち上がろうとしたら、膝から崩れた。
よく見たら備え付けの消火器だった。前に座ってたリーマンが「あぷう!」とか言って吹いてた。呼び止められた人は2度見してた。
光の速さで自殺したかったが、「…とかね、まぁ」とか、わけわからん事言いながら座り直してうつむいてた