友人達と四人で汽車に乗った時のこと。
その時の車両の座席は、通常全席が汽車の進行方向を向いているものを回転させる事で
四人が向かい合っても座れるような仕組みのものだった。
どうせなら皆一緒に座ろうと友人が座席を回転させると、座席と一緒に新聞を持ったおっさんが回転しながら現れた。
友人はそのままその椅子を回転させ、おっさんは再び回転しながら元の位置に戻っていった。
おっさんも俺らも終始無言。
まさか既に人が座っていたとは気付かなかった。


いきなりタイムショックw